コンパクトで柔軟かつパワフルな新3D形状測定装置、S lynx
Sensofar Metrologyから、よりコンパクトな形態の新しい高分解能非接触3D表面形状測定装置、S lynxがリリースされました。この新しいシステムは、R&Dと産業分野向けの光学計測システムの設計における14年以上にわたる経験を生かしたもので、Sensofarは、ハイエンド3D表面形状測定装置であるSensofarのS lineにおけるすべての性能を、より小さなプラットフォームにパッケージすることが可能になりました。
コンパクトな形態であるにもかかわらず、S lynxはSensofarの特長である3-in-1テクノロジーのアプローチを採用し、共焦点法、干渉法、焦点移動法を統合して同一のセンサーヘッドで利用可能にしています。このアプローチは、さまざまな表面スケール全域において、異なるテクスチャ、構造、粗さ、うねりに対する卓越した表面測定の多機能性をもたらします。そしてS lynxは、同等なクラス最高のパフォーマンス性能を、より小さなフットプリントで提供できるようになりました。
S lynxは、白色LED光源、高分解能カメラ、交換可能な対物レンズに対してコード化されたノーズピースを装備して提供されます。このセンサーヘッドには可動部品がなく、安定性と再現性を改善し、保守なしで非常に長い寿命を提供します。
新しくアップデートされたソフトウェアインターフェイス、SensoSCAN 6は、さらに直感的なインターフェイスを提供し、カスタマイズ可能なツールに加えて、現行の表面測定ベンチマーク(ISO標準など)に適合するように特別設計されたパワフルな新分析アリゴリズムを含みます。
S lynxの多機能性により、幅広い範囲の高品質な表面測定用途に適合できます。典型的な用途としては、自動車、民生品のエレクトロニクス、エネルギー、LCD、材料科学、マイクロエレクトロニクス、マイクロ製造(EDM、ミリングまたはレーザー)、微古生物学、半導体、ツーリング、時計製造が含まれます。